バルサ勝利で優勝争いに踏みとどまる 首位アトレティコ連勝
このニュースをシェア
【4月23日 AFP】20-21スペイン1部リーグは22日、第31節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の2得点などでヘタフェ(Getafe CF)を5-2で下し、優勝争いに踏みとどまった。
バルセロナが後半アディショナルタイムにPKを獲得したため、メッシにはハットトリックのチャンスもあったが、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)にキックを任せ、結局チームは快勝した。
前週末にアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を下して国王杯(Copa del Rey 2020-21)のタイトルを獲得していたバルセロナは、消化試合数が一つ少ない中で首位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に5ポイント差と迫っており、2冠を目指している。
同日の試合ではアトレティコがSDウエスカ(SD Huesca)を2-0で下して1月以来となる連勝をマークし、前日には2位レアル・マドリード(Real Madrid)もカディス(Cadiz CF)に勝利したため、タイトル争いは取りこぼしが許されないスリリングな展開となっている。
優勝争いを繰り広げる3チームは、18日に欧州スーパーリーグに参加する意向であると発表して大きな議論を呼んだが、ここ数日におけるピッチ外でのドタバタの影響を受けていないようだった。
アトレティコは21日に撤退すると明かしたが、レアルとバルセロナは欧州サッカー界の構造を変えるであろうこのプロジェクトにとどまっている。
ヘタフェの選手たちは欧州スーパーリーグ構想に抗議するメッセージが書かれたTシャツを着用し、国王杯を制したバルセロナを整列して出迎えた。(c)AFP/Thomas ALLNUTT