【4月14日 CGTN Japanese】福建省(Fujian)上杭県(Shanghang)の関係部門の紹介によりますと、2020年11月に福建省上杭県龍翔村で白亜紀後期の恐竜の足跡化石が初めて発見されたのに続き、科学調査チームはこのほど、同時期の恐竜の足跡化石約364個を発見しました。

 中国地質大学博士課程指導教官の邢立達(Xing Lida)さんによりますと、上杭県龍翔村でこれまでに見つかった恐竜の足跡化石は600個余りで、作業の拡大に伴って1000個を超えることが見込まれています。これほど密集した恐竜足跡群の化石は、国内では珍しいとのことです。

 邢さんは「約100平方メートルの作業現場で、この小さなエリアに約200の恐竜の足迹が集中していた。この地域には恐竜の足跡が非常に多く、白亜紀後期の恐竜の日常活動の通路だった可能性がある。当時は比較的短期間に多くの恐竜が歩き回っていた。この現象は恐竜足跡学界で『恐竜ダンスホール』と呼ばれている」と紹介しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News