【3月28日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)が、フリーエージェント(FA)のラマーカス・オルドリッジ(LaMarcus Aldridge)を獲得したと、米スポーツ専門チャンネルESPNが27日に報じた。

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 オルドリッジの移籍先はマイアミ・ヒート(Miami Heat)が「最有力」と伝えられていたが、ESPNは代理人の話として、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)とのバイアウトが完了したオールスター選出7回のスターはすでにブルックリンに向かっており、今後契約を結ぶと伝えた。

 現在フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)に次ぐイースタンカンファレンス2位のネッツは、ケビン・デュラント(Kevin Durant)、カイリー・アービング(Kyrie Irving)、ジェームズ・ハーデン(James Harden)らスター選手をそろえ、デトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)を退団してFAになっていたブレイク・グリフィン(Blake Griffin)も獲得している。

 35歳のオルドリッジはスパーズに6シーズン所属していたが、チームは今月に入って「相互合意」の上でたもとを分かつことにしたと発表していた。スパーズはトレードの選択肢を模索していたが、期限内に契約にこぎ着けられなかった。

 オルドリッジは今季、1試合平均13.7得点、4.5リバウンドを記録しているが、股関節と大腿(だいたい)四頭筋の負傷により、オールスター休暇前の11試合中8試合を欠場し、出場した3試合はベンチからのプレーとなっている。(c)AFP