【3月18日 AFP】（更新）タンザニアのジョン・マグフリ（John Magufuli）大統領が17日、心疾患により死去した。61歳。サミア・スルフ・ハッサン（Samia Suluhu Hassan）副大統領が発表した。マグフリ氏は同国で5年にわたり強権支配体制を敷き、晩年には新型コロナウイルスの危険性を軽視する姿勢を固持していた。

　マグフリ氏はここ3週間近くにわたり公の場に姿を現さず、健康不安説が浮上。野党は同氏が新型ウイルスに感染したと主張していた。

　副大統領は国営テレビでの演説で、同氏が10年前から患っていた「心疾患」により、ダルエスサラーム（Dar es Salaam）の病院で死去したと発表。今月6日から短期間入院した後、再び体調を崩して14日に病院に搬送されたと説明した。(c)AFP