【3月11日 AFP】ラグビーユニオン(15人制)とラグビーリーグ(13人制)の両方で活躍したニュージーランドのソニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)が11日、競技からの引退を表明した。今後はボクシングのキャリアに専念したいと話している。

 35歳のウィリアムズは、ツイッター(Twitter)で「国民とファンの長きにわたるサポートに大変感謝している。ここに至るまでに学びやサポートをくれた多くのチームメートにも、ありがとうと言いたい」と述べた。「完璧な旅路ではなかったが、その過程で得た教訓が、きょう胸を張ってフィールドを去れる男にしてくれた」

 ウィリアムズはオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の一員として2011年と2015年のW杯(Rugby World Cup)を制し、オーストラリアとの対抗戦ブレディスローカップ(Bledisloe Cup)や南半球対抗戦のザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship)で数々のタイトルを獲得した。

 オーストラリア・ナショナル・ラグビーリーグ(NRL)でも2004年と2013年に優勝を経験し、2016年のリオデジャネイロ五輪ではニュージーランド代表として7人制ラグビーに出場。ボクシングではヘビー級でプロ通算7戦全勝を誇り、国内王者にもなった。

 フィールドの外では敬虔(けいけん)なイスラム教徒として、難民保護や文化的寛容について声を上げた。

 ウィリアムズが最後にリングに上ったのは2015年のチャウンシー・ウェリバー(Chauncy Welliver、米国)戦で、2012年にクラレンス・ティルマン(Clarence Tillman)にKO勝ちし、ニュージーランド国内のヘビー級のベルトを獲得したのが、これまでのボクシングキャリアのハイライトとなっている。(c)AFP/Neil SANDS