【3月4日 AFP】女性3人からセクハラの告発を受けている米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は3日、辞任はしない意向を示した。

 クオモ氏は先週のセクハラ疑惑浮上後初となった記者会見で「私は辞任するつもりはない」と明言。一方で、「苦痛」をもたらしたことを謝罪し、自分が人々に「不快感」を与える行動をとっていたことを今では理解していると述べた。

 クオモ氏は「意図的ではなかった。心から深くおわびする。非常に申し訳なく思っており、率直に言って恥ずかしく思う。これは簡単に言えることではない」とし、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が率いる独立調査に「全面的に協力する」と述べた。

 クオモ氏に対しては、元側近を含む女性3人が、体を触られたり、口にキスをされたり、性的なコメントを発せられたりしたと相次いで告発していた。(c)AFP