【2月28日 AFP】20-21イタリア・セリエAは27日、第24節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が今季リーグ戦19点目を決めたものの、エラス・ベローナ(Hellas Verona)と1-1で引き分けた。

 この結果首位インテル(Inter Milan)は、28日に本拠地サン・シーロ(San Siro stadium)でジェノア(Genoa CFC)に勝利すれば、ユベントスとの勝ち点差を10に広げることができる。

 現時点でユベントスは、28日にアウェーでの4位ASローマ(AS Roma)戦を控える2位ACミラン(AC Milan)と3ポイント差の3位につけている。

 ユベントスを率いるアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)監督は、「どうにかして先行したがそこが難しかった。リードを守ることができず残念だ」と悔やんだ。

 多くの主力が欠場したユベントスは、レオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)とジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)をけがで欠き、さらにダニーロ(Danilo Luiz da Silva)が出場停止だったため、守備の再設計を強いられた。

 そのほかにユベントスはフアン・クアドラド(Juan Cuadrado)、アルトゥール(Arthur Melo)、パウロ・ディバラ(Paulo Dybala)がけがで、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)がウイルス感染からの回復途中のため欠場した。

「経験豊富な選手を欠いたためピッチに多くの若手が立ったが、彼らには理解していない細かい戦術がある」とコメントしたピルロ監督は、「ロナウドとアレックス・サンドロ(Alex Sandro)には聞こえるように声を出すことを求めたが、それだけでは十分ではなかった」と続けた。(c)AFP/Emmeline MOORE