【2月22日 AFP】21日に行われた20-21イタリア・セリエA第23節のアタランタ(Atalanta)との一戦で、ナポリ(SSC Napoli)のヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)が頭を打って意識を失い、病院へ緊急搬送されるアクシデントがあった。

 オシムヘンは試合終了間際、相手とぶつかった後に地面に頭を打ちつけて意識を失い、担架で運び出された。

 クラブによれば、ベルガモ(Bergamo)市内の病院へ搬送されている途中で意識を取り戻し、検査で頭部の外傷が見つかったが、危険な状態ではないという。クラブは「経過観察のため、あすまで入院する」と発表した。

 ナポリはジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督と選手のいずれも試合後の取材に応じなかった。

 22歳のオシムヘンは今季開幕前にフランス・リーグ1のリール(Lille OSC)から加入し、上々の序盤戦を送っていたが、その後に肩の負傷と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で2か月以上にわたって離脱。ここまで2ゴールにとどまり、1月に復帰したばかりだった。

 試合は来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)に出場できる4位を争う直接対決で、ナポリは2-4でアタランタに敗れた。(c)AFP