【2月21日 AFP】20-21イタリア・セリエAは20日、第23節の試合が行われ、ラツィオ(SS Lazio)はサンプドリア(Sampdoria)を1-0で下して暫定4位に浮上し、来週に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦に向けて弾みをつけた。

 前節に敵地でインテル(Inter Milan)に1-3で敗れ、リーグ戦の連勝が6でストップしていたラツィオだが、セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(Sergej Milinkovic-Savic)からのパスをルイス・アルベルト(Luis Alberto)が24分に決めると、この1点を守り切った。

 アルベルトのリーグ戦7点目で勝利したラツィオは暫定ながらユベントス(Juventus)を上回り、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権が与えられる4位に浮上。3位ASローマ(AS Roma)とも勝ち点で並んだ。

 今季13シーズンぶりにチャンピオンズリーグの舞台に帰ってきたラツィオは、バイエルンとの決勝トーナメント1回戦第1戦を23日に控えている。

 バイエルンは同日行われたリーグ戦でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に敗れたが、ラツィオのシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督はバイエルンを「抽選会で唯一望んでいなかったクラブ」と評している。

 インザーギ監督は、「バイエルン戦が非常に厳しい戦いになることは分かっている。彼らは数か月前に優勝したばかりの王者であり今回の大本命だが、われわれは恐れていない」と言い、「彼らはいくつかの課題に直面している。この挑戦を楽しむ必要がある」と話した。(c)AFP/Emmeline MOORE