米平均寿命、1年縮む コロナ流行の20年上半期
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【2月19日 AFP】米疾病対策センター(CDC)は18日、新型コロナウイルス流行が始まった2020年上半期、米国の平均寿命が1年縮んだことを明らかにした。
CDCが発表した統計によると、同期の平均寿命は77.8歳で、2019年の78.8歳からちょうど1年縮み、2006年以降で最短となった。最も大きな影響を受けたのがマイノリティー(少数派)で、非ヒスパニック系黒人の寿命は3年、ヒスパニック系の寿命は約2年それぞれ縮んだ。
米国では現在も新型ウイルスの犠牲者が増え続けており、CDCは今回発表した統計は暫定的なもので、新型コロナウイルス流行の影響や、薬物過剰摂取による死者の増加などの全体像は反映していないと説明している。(c)AFP