【2月6日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は5日、第20節の試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に1-0で勝利。リーグ戦5連勝と勢いに乗った状態で、20クラブW杯(2020 FIFA Club World Cup)に臨むことになった。

 キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)の前半のゴールが決勝点となったバイエルンは、危機的状況にあるシャルケ04(Schalke04)とのアウェーゲームを6日に控えて消化試合数が一つ少ない2位RBライプツィヒ(RB Leipzig)との勝ち点差を暫定ながら10にまで広げた。

 バイエルンのトーマス・ミュラー(Thomas Muller)はライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「きょうはあともう何点か奪えた」とすると、「僕らは今連勝中で、クラブW杯が待ちきれない」とコメントした。

 バイエルンは21分、コマンのシュートが相手に当たってネットを揺らすと雪が降る敵地で勝ち点3を獲得し、その数時間後には来週カタールで初戦を迎えるクラブW杯に向けて出発した。

 ドーハで行われる大会準決勝で、欧州代表のバイエルンはアフリカ王者アル・アハリ(Al-Ahly SC、エジプト)と対戦する。

 一方のヘルタは、前月にパル・ダルダイ(Pal Dardai)監督が指揮官に復帰すると、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属していた元ドイツ代表MFサミ・ケディラ(Sami Khedira)がフリーで加入するなど弾みをつけていた。

 しかし、途中出場となったケディラはわずか10分のプレーにとどまり、チームも1点及ばなかった。(c)AFP