【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状
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【2月10日 AFP】世界的流行が続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。当初は軽症だった患者の一部に、長引く症状が報告されている。
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一部の患者では長引く症状がみられるが、その正確な理由は分かっていない。考え得る理由がいくつか挙がっている。
■サイトカインストーム
免疫系がウイルスに過剰反応してサイトカインストームを誘発する可能性がある。これが炎症を引き起こすことで、影響が長引く恐れがある。
■血栓
肺内の微小な血栓が酸素供給を減少させ、倦怠(けんたい)感を生じさせる可能性がある。
■消化管の炎症
ウイルスが腸内の善玉菌に影響を与える恐れがあり、これにより症状が長引くことも考えられる。
■残存するウイルス
一部の患者は、最初の診断から長期にわたりウイルス検査で陽性反応を示し続ける。(c)AFP