【2月3日 AFP】(更新)女子テニス、ギプスランド・トロフィー(Gippsland Trophy 2021)は3日、シングルス3回戦が行われ、大会第2シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は英国のケイティ・ボールター(Katie Boulter)に3-6、6-3、6-1で逆転勝ちし、準々決勝進出を決めた。

 世界ランキング3位の大坂は、前の試合で16歳の新鋭コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)を破って勢いに乗るボールターに手を焼いたが、1時間47分に及ぶフルセットマッチを制した。

 大坂は「第1セットを落とした後は、とにかくできるだけ一生懸命戦って、自分のベストを尽くそうと思った」と振り返り、「コートを確認できるから長い試合は好き。それがフィットネスにもつながる」と話した。

 次戦はルーマニアのイリーナ・カメリア・ベグ(Irina-Camelia Begu)と対戦する。

 同日に行われた試合では、第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)も快勝で勝ち上がりを決め、準々決勝では全仏オープン(French Open 2020)覇者のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を破った第9シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova、ロシア)との対戦が決まった。

 第3シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)は2017年の全仏女王エレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を6-7(4-7)、6-3、6-2の逆転で下した。

 全豪オープンの会場となるメルボルン・パーク(Melbourne Park)では現在、8日の開幕へ向けて、ギプスランド・トロフィー、ヤラバレー・クラシック(Yarra Valley Classic 2021)、グランピアンズ・トロフィー(Grampians Trophy 2021)の3大会が女子の前哨戦として同時開催されている。(c)AFP