【2月2日 AFP】女子テニス、ヤラバレー・クラシック(Yarra Valley Classic 2021)は2日、シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)は対戦相手の途中棄権で初戦突破を果たしたが、8日から開幕する全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)での連覇へ向けて「とても緊張」していると明かした。

 この日、昨年一躍名を上げる優勝を果たしたメルボルンパーク(Melbourne Park)に帰還したケニンだったが、第1セットを7-5の接戦で先取した後に対戦相手のカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)が太もものけがで途中棄権したため、待望のプレーはあっという間に終わった。

 シーズン開幕戦となった先月のアブダビWTA女子テニスオープン(Abu Dhabi WTA Women's Tennis Open 2021)では、トップシードながらも準々決勝で敗れていたため、もっと長くコートでプレーすることを望んでいたケニンは、3回戦で同胞のジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula)と対戦する。

 昨年の全豪オープン決勝でガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)をフルセットで下し、四大大会(グランドスラム)初制覇を果たした22歳のケニンは、「確かにとても緊張している。タイトル連覇を目指すグランドスラムのコートに戻るのは初めての経験だから」と明かすと、「もちろん緊張感はあるけれど、全力を尽くして結果を見守っていく」と語った。(c)AFP