【1月24日 AFP】(更新)中国山東(Shandong)省栖霞(Qixia)市で今月10日に起きた金鉱爆発事故の救助現場で24日、2週間にわたって地下に閉じ込められていた22人の作業員のうち11人が救出された。国営の中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。当局は、残る10人の居場所の特定と捜索を急いでいる。

 CCTVによると、地下数百メートルに閉じ込められていた作業員らは、24日午前11時(日本時間同日正午)ごろから地上に引き上げられた。作業員の1人は「身体が極めて衰弱した状態」にあり、病院に救急搬送された。

 中国国営新華社(Xinhua)通信は救出本部の話として、救助活動は換気シャフトを取り外した後に行われたと伝えた。

 残る10人は依然として行方不明。

 今月10日に発生した爆発により水位が上昇する地下に作業員が閉じ込められて以降、専門家チームは困難な状況下で救出活動を続けている。(c)AFP