【8月19日 AFP】イスラエル軍は18日、占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で、同国兵が拘束したパレスチナ人の身体に識別番号を書き込んだことに批判が集まったことを受け、「教訓を得た」との声明を出した。

軍は声明で、「昨日、カバティヤ村で行われた旅団規模の作戦において、治安部隊は作戦の一環として取り調べを行った容疑者らにしるしを付けた」と説明。

「司令官らは同部隊に対して事態の重大性を指摘し、教訓を得た」と述べた。

この声明は、西岸にあるカバティヤ村での軍事作戦の最中、額に黒の油性ペンで「44」という数字を書かれたパレスチナ人男性が兵士らの行動への不満を訴える動画がSNSで拡散されたことを受けたもの。

カバティヤ村の住民、アハメド・ハトナウィさんはパレスチナメディアに対し、「私たちが拘束されていた家には約50人がいた」「彼ら(イスラエル兵)は私たちを残忍に扱った。これは私たちに屈辱を与えるだけの方法だ」と語った。

ハトナウィさんは最近、イスラエルの刑務所から釈放されたばかりだった。

ハトナウィさんによると、イスラエル軍はこの地域に新たに定着したイスラエル人入植者を攻撃しないよう村人に警告しにきたという。

カバティヤ村近くでは、ガニム入植地が先週再開したほか、近くカディム入植地にもイスラエル人入植者が引っ越してくるとみられている。

イスラエルは1967年以来、ヨルダン川西岸を占領している。

ヨルダン川西岸におけるすべてのイスラエル人入植地は国際法違反だが、ベンヤミン・ネタニヤフ政権下で入植地の数は急増している。(c)AFP