【1月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は204万1289人に増加した。これまでに世界で少なくとも9547万6360人の感染が確認されている。

【解説】コロナ変異株 分かっていること・いないこと

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 18日には世界全体で新たに9002人の死亡と51万2975人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1385人。次いでドイツ(989人)、英国(599人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに39万9003人が死亡、2407万9205人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は21万299人、感染者数は851万1770人。以降はインド(死者15万2556人、感染者1058万1837人)、メキシコ(死者14万1248人、感染者164万9502人)、英国(死者8万9860人、感染者343万3494人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの177人。次いでスロベニア(154人)、チェコ(137人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(137人)、イタリア(137人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が66万5607人(感染3081万9585人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が55万2535人(感染1744万653人)、米国・カナダが41万7077人(感染2479万2150人)、アジアが23万1560人(感染1468万3049人)、中東が9万3944人(感染442万3288人)、アフリカが7万9621人(感染328万6098人)、オセアニアが945人(感染3万1543人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP