【1月6日 AFP】女子テニス協会(WTA)は5日、6月から7月にかけて開催が予定されているウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)までの暫定的なカレンダーを発表し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に直面しながらも、その大半が例年通りのスケジュールになることが明らかになった。

 例年3月に開催されている男女共催のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)は前月に延期が決定し、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)の開幕も2月8日に先延ばしになっていた。

 マイアミ・オープン(Miami Open 2021)やマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)といったWTA 1000の大会は例年通り開催される見通しとなっている。

 WTAはまた、 BNPパリバ・オープンを開催するための新たな日程の「代替案が検討されている」と続けた。ウィンブルドン後の日程は「追って」確認されるという。

 今季の女子テニスは6日に開幕するアブダビWTA女子テニスオープン(Abu Dhabi WTA Women's Tennis Open 2021)が初戦となる。選手はその後オーストラリアに渡り、全豪オープンの前哨戦として豪メルボルンで行われる2大会に臨む。(c)AFP