【1月3日 AFP】イタリアでは、新型コロナウイルス禍においても真実の愛は伝わるようだ──背中にプロポーズの言葉が書かれた防護服を着た看護師の写真がフェイスブック(Facebook)で拡散され、話題となっている。

【写真特集】コロナ禍でも愛はそのままに

 看護師のジュゼッペ・プンジェンテ(Giuseppe Pungente)さんが新年に投稿した、南部プーリア(Puglia)州オストゥーニ(Ostuni)の病院の呼吸器科病棟の廊下で撮影した写真には、2日までに500を超える「いいね」がついた。

 プンジェンテさんの背中には「カルメリ、結婚しないか?」とあり、その下には「イエス」と「ノー」が書かれていた。

 この投稿でプンジェンテさんは、新型コロナとの闘いの最前線で働く、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復した看護師として、「現実の生活はささいで単純なことでできていると思うようになった」とつづっている。そして、それは「親友、家族、君と一緒の未来の家族だ、カルメン・ピント(Carmen Pinto)」と呼びかけた。

 ピントさんは投稿の16番目のコメントに、ハートの絵文字7個をつけて強調するように大文字で「イエーーーース」と書き込んだ。

 全国紙レプブリカ(La Repubblica)によると、プンジェンテさんは昨年3月初旬に新型コロナに感染。数日前にはワクチン接種を受けた。(c)AFP