【12月31日 AFP】(更新)米国は30日、フランスとドイツからの輸入品に追加関税を課すと発表した。航空機補助金をめぐる長年の対立の一環。

 世界貿易機関(WTO)は今年、欧州連合(EU)に対し、米国からの輸入品に報復関税を課すことを承認した。しかし、米通商代表部(USTR)はそれを不当とみなしており、今回の措置はその報復だ。

 追加関税の対象となるのは、フランスとドイツから輸入される航空機製造部品、スパークリングワイン以外のワインの一部、コニャックなどのブドウを主原料とするブランデーの一部。(c)AFP