【12月30日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は29日、FWジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)との契約を解除したと発表した。契約満了より半年早いタイミングでの退団となる。

 発表文には「アトレティコ・マドリードとジエゴ・コスタは、2021年6月30日までとなっていた同選手の契約を解除することで合意に達した」と記されていた。

 母国ブラジルの代表選手として国際親善試合で2度プレーした後、スペイン代表で24試合に出場した32歳のコスタは、「個人的な理由」により退団を求めたという。

 17歳だった2006年にアトレティコと契約したコスタは、2010年から2014年、2018年から2020年と2期にわたって同クラブでプレーし、公式戦215試合の出場で83得点、36アシストをマークした。

 アトレティコでは2013-14シーズンにリーグ戦を制したほか、2012-13シーズンの国王杯(Copa del Rey 2012-13)や2017-18シーズンのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)、複数回のUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup)優勝にも貢献した。

 アトレティコは発表文の中で「ここ数年におけるジエゴ・コスタの献身に感謝する。彼のプロキャリアにおける次のステージでの幸運を祈っている」と続けた。(c)AFP