【12月25日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は173万1936人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7867万8240人の感染が確認され、少なくとも4978万7800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 23日には世界全体で新たに1万3539人の死亡と65万6309人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3254人。次いでブラジル(961人)、メキシコ(816人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに32万6232人が死亡、1846万6227人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万9220人、感染者数は736万5517人。以降はインド(死者14万6756人、感染者1012万3778人)、メキシコ(死者12万311人、感染者135万79人)、イタリア(死者7万395人、感染者199万1278人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの163人。次いでスロベニア(118人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(117人)、イタリア(116人)、ペルー(113人)、北マケドニア(113人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が53万6186人(感染2475万5705人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が49万1661人(感染1492万2509人)、米国・カナダが34万786人(感染1899万2598人)、アジアが21万3480人(感染1356万5491人)、中東が8万8001人(感染383万7154人)、アフリカが6万878人(感染257万3929人)、オセアニアが944人(感染3万861人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP