【12月24日CGTN Japanese】世界反ドーピング機関(WADA)は現地時間23日の声明で、スイス連邦最高裁判所が競泳の孫楊(Yang Sun、ソン・ヨウ、中国)による申し立てを支持し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が今年2月28日に出した資格停止の裁定を取り消したと明らかにしました。

 スイス最高裁は、CASのパネルの議長に疑義を呈したが、本案の内容については一切コメントしていません。スイス最高裁の具体的な決定はまだ公表されておらず、新たな判決が待たれます。

 孫選手は現地時間2019年11月15日、スイスのモントルーで行われたドーピング検査に関するCASの公開聴聞会に出席しました。CASは今年2月28日、孫選手のドーピング規定違反を認定し、8年間の資格停止とする判断を下していました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News