【12月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は171万8209人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7799万2300人の感染が確認され、少なくとも4948万1100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 22日には世界全体で新たに1万4037人の死亡と68万6758人の新規感染が発表された。 死者の増加幅が最も大きいのは米国の3030人。次いでブラジル(968人)、ドイツ(962人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに32万2849人が死亡、1823万7190人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万8259人、感染者数は731万8821人。以降はインド(死者14万6444人、感染者1009万9066人)、メキシコ(死者11万9495人、感染者133万8426人)、イタリア(死者6万9842人、感染者197万7370人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの162人。次いでスロベニア(116人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(116人)、イタリア(116人)、ペルー(113人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が52万9976人(感染2448万5509人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が48万9366人(感染1482万7483人)、米国・カナダが33万7248人(感染1875万7054人)、アジアが21万2715人(感染1352万6275人)、中東が8万7702人(感染381万6525人)、アフリカが6万258人(感染254万8663人)、オセアニアが944人(感染3万792人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP