【12月23日 AFP】イエス・キリスト(Jesus Christ)の生誕地とされるパレスチナ自治区のベツレヘム(Bethlehem)は、コロナ禍で観光客が減り、例年より静かなクリスマスシーズンを迎えている。

 教区司祭のラミ・アサクリエ(Rami Asakrieh)神父はAFPに対し、今年のクリスマスは商業面はいつもより鳴りを潜め、より宗教的なものになると語った。観光客の減少は経済には大打撃だが、厳粛な礼拝がかなう貴重な機会になっているという。

 キリストの生誕地に立つとされる聖誕教会(Church of the Nativity)では、24日のミサは一般公開されずに行われる予定。(c)AFP