【12月22日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)疾病予防控制センターは21日夜、同省永州市(Yongzhou)寧遠県(Ningyuan)でH5N6亜型の鳥インフルエンザ感染者1人を確認したと発表した。患者は現在治療を受け、容体は安定しているが、依然として人工呼吸器が必要な状態にある。

 患者は生きた鳥の取引市場で感染した。19日の核酸検査で陽性だった。20日から県内の農産物などを扱う全ての自由市場で生きた鳥の取引が停止されている。これまでに県中心部の八つの自由市場と郷鎮の市場44カ所の消毒が行われた。関係部門が患者の濃厚接触者に対し健康観察を行っている。専門家によると、H5N6が持続的にヒトからヒトへ感染する証拠はこれまでのところない。(c)Xinhua News/AFPBB News