【12月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は169万3576人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7672万8230人の感染が確認され、少なくとも4882万3000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 20日には世界全体で新たに8066人の死亡と53万9656人の新規感染が発表された。 死者の増加幅が最も大きいのは米国の1591人。次いでロシア(493人)、ブラジル(408人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに31万7684人が死亡、1784万7630人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万6764人、感染者数は723万8600人。以降はインド(死者14万5810人、感染者1005万5560人)、メキシコ(死者11万8202人、感染者132万545人)、イタリア(死者6万8799人、感染者195万3185人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの161人。次いでイタリア(114人)、スロベニア(113人)、ペルー(113人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(111人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が51万8015人(感染2394万5977人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が48万5197人(感染1466万9239人)、米国・カナダが33万1884人(感染1835万3687人)、アジアが21万1156人(感染1344万1395人)、中東が8万7053人(感染377万4822人)、アフリカが5万9327人(感染251万2347人)、オセアニアが944人(感染3万763人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP