【12月21日 AFP】20-21フランス・リーグ1は20日、第16節の試合が行われ、リール(Lille OSC)がパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と0-0で引き分け、首位をキープした。

 試合はキックオフ前の盛り上がりに見合った内容にはならず、見どころなくノーゴールで決着したが、リールはオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)を得失点差で抑え首位を維持。PSGが1ポイント差の3位、消化試合が二つ少ないオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が同5差の4位となっている。

 ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)やマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)らが不在で、太ももを負傷していると伝えられるキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)も途中出場となったPSGは攻撃のひらめきを欠き、ポゼッションで圧倒しながら何も生み出せなかった。

 それでもチームを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は「非常に力強いパフォーマンスが見られた」と主張し、「かなりクオリティーを欠いたがプレーは良かった。非常に規律が取れていたし、構造を失うことは一度もなかった」と話した。(c)AFP