【12月21日 AFP】20-21スペイン1部リーグは20日、第14節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が全得点に絡んで「驚異的」と評される活躍ぶりを見せてSDエイバル(SD Eibar)に3-1で勝利し、首位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と勝ち点で並んだ。

 ベンゼマとルカ・モドリッチ(Luka Modric)が13分までに得点を挙げ、敵地に乗り込んだジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督率いるレアルはリーグ4連勝に向けて順調に試合を進めると、キケ・ガルシア(Kike Garcia)に1点を返された後、ルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が終盤にチーム3点目を決めた。

 ジダン監督は試合後、同胞のベンゼマについて「彼は決定力がある。彼のプレーは驚異的だ」とすると、「ゴールだけではない。カリムについて何度も繰り返すが、ゴールを決めるだけではなく、われわれの試合に先見性をもたらしてくれる」と話した。

「ゴールが決まればさらに良いが、それ以上に彼はとても重要な存在だ」

 レアルは得失点差で首位アトレティコの後塵(こうじん)を拝しているが、アトレティコは2試合消化が少なくなっている。それでもシーズン終了時に勝ち点が並んでいるチームの順位を分ける直接対決の結果では、レアルは上手を取っている。(c)AFP