【12月18日 AFP】新型コロナウイルスに感染したフランスのエマニュエル・マクロン（Emmanuel Macron）大統領は17日夜、首都パリのエリゼ宮（Elysee Palace、大統領府）を離れ、郊外にある公邸に移った。大統領府がAFPに明らかにした。

　大統領府によると、マクロン氏にはせきや強い倦怠（けんたい）感、熱の症状が出ている。パリ近郊ベルサイユ（Versailles）にある公邸ランテルヌ（Lanterne）で、自主隔離しながら執務を続けるという。

　17日朝の検査で陽性反応を示した同大統領は、最低7日間は自主隔離しなければならない。

　妻のブリジット（Brigitte Macron）氏は、同ウイルス検査では陰性。エリゼ宮に残っているとされる。(c)AFP