【12月18日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ(The Best FIFA Football Awards 2020)」が17日、スイス・チューリヒで開催され、男子年間最優秀選手賞ではバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が初選出された。

 昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)優勝に貢献し、大会得点王にも輝いた32歳のレワンドフスキは、他に最終候補に残ったFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)とユベントス(Juventus)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を抑えての受賞となった。

 女子年間最優秀選手賞では、イングランド代表DFのルーシー・ブロンズ(Lucy Bronze)がフランス代表のウェンディ・ルナール(Wendie Renard)とデンマーク代表のパーニル・ハーダー(Pernille Harder)を抑え、こちらも初受賞となった。

 レワンドフスキは「とても誇らしく思う。非常にうれしい」とコメントした。「信じられないような感覚。リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドを抑えての受賞は、私にとって重要な意味がある」

 男子年間最優秀監督賞はリバプール(Liverpool FC)のユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督が受賞し、女子年間最優秀監督賞ではオランダ代表のサリーナ・ウィーグマン(Sarina Wiegman)監督が2017年に続く2度目の選出となった。

 年間最優秀ゴールに贈られるFIFAプスカシュ賞(FIFA's Ferenc Puskas Award)は、2019年12月に行われたイングランド・プレミアリーグのバーンリーFC(Burnley FC)戦で独走ゴールを決めたトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)が輝いた。(c)AFP/Jérémy TALBOT