【12月17日 AFP】20-21フランス・リーグ1は16日、第15節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のPKなどで10人のロリアン(FC Lorient)に2-0で勝利し、今週末にアウェーで激突する首位リール(Lille OSC)とのポイント差1をキープした。

 ロリアンは後半開始直後にアンドリュー・グラビヨン(Andrew Gravillon)がペナルティーエリア内でエムバペを倒し一発退場になると、髪を青くしてこの日の一戦に臨んだエムバペが自らPKを沈めた。PSGは、その後モイゼ・ケアン(Moise Kean)が加点して勝利。同日ディジョン(Dijon FCO)を2-0で下したリールに次ぐ2位に順位を上げた。

 オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)はスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)と2-2で引き分け、PSGと1ポイント差の3位に後退した。

 また、上位陣より2試合消化の少ない4位オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)はレンヌ(Stade Rennes FC)に1-2で敗れ、首位と5ポイント差となった。

 PSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は試合後、リヨンとの前節で足首を捻挫したネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が次節で復帰する可能性を示唆。「ネイマールのために手を尽くす。『ノー。彼はリール戦でプレーしない』とは言えない。可能性はある。試すことはできるし、やれるだけのことをやってみる」と話している。(c)AFP