【12月15日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するブラジル代表FWネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は14日、0-1で敗れたオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)戦で負傷した足首の検査を受けた結果、大事には至らなかったと発表した。

 13日の試合では苦痛に顔をゆがめて担架で運ばれたネイマールだったが、自身のインスタグラム(Instagram)で「もっと悪い結果になっていた可能性もあった」と発表し、ファンを安心させた。

 なお、ネイマールがSNSを更新する前にPSGは、「昨夜の足首の捻挫の臨床的見解は安心できるものだった」と発表していた。

 自身が足首を押さえて涙を流す写真に添えたメッセージでネイマールは、「この涙は痛み、恐れ、不安、手術、松葉づえ、そしてそのほかの嫌な記憶によるものだ」とつづり、足を2度骨折するなど2017年にPSGに加入して以降のけがに触れた。

「もっと悪い結果になっていた可能性もあったが、またしても神様が深刻な事態から救ってくれた。回復に努めてできるだけ早く戻ってくる」

 PSGはホームでリヨンに敗れてリール(Lille OSC)に首位の座を明け渡し、リヨンにも抜かれて3位に転落したため、ネイマールの検査結果はチームにとってポジティブなニュースとなった。

 ネイマールへのファウルで退場したリヨンのMFチアゴ・メンデス(Thiago Henrique Mendes Ribeiro)は自身のインスタグラムで、「間違いは起こりえるもの。だが私は今、ネイマールに心から謝るためにここにいる。ブラジルのサッカーファン全員と同じように彼のサッカーを崇拝しているし、ひどいけがではないことを願っている」と謝罪している。(c)AFP