【12月16日 AFP】20-21スペイン1部リーグは15日、第19節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の2得点などでアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を3-1で下し、首位レアル・ソシエダ(Real Sociedad)に勝ち点で並んだ。

 ラウル・ガルシア(Raul Garcia)の退場によって序盤で数的優位となったレアルは、トニ・クロース(Toni Kroos)が強烈なミドルシュートを決めて前半終了間際に先制するも、52分にはアンデル・カパ(Ander Capa)のシュートをGKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)が防ぎきれずビルバオに追いつかれた。

 しかし74分、ベンゼマがダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)のクロスに頭で合わせてレアルが勝ち越しに成功すると、32歳のエースは後半アディショナルタイムにもルカ・モドリッチ(Luka Modric)からのパスを冷静に流し込み、チームの勝ち点3を確実なものにした。

 公式戦4連勝となったレアルは、不振にあえぐFCバルセロナ(FC Barcelona)との一戦を16日に控えている首位ソシエダと、2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と同じ26ポイントで暫定3位につけている。

 レアルは消化試合数でソシエダに並んだが、アトレティコは両チームより試合数が二つ少ない状況になっている。(c)AFP