【12月13日 AFP】米製薬大手ファイザー(Pfizer)と独バイオ医薬品企業ビオンテック(BioNTech)が共同開発した新型コロナウイルスのワクチンは、週明け14日午前中には米国内の医療機関などに到着する見込みだ。米政府のワクチン開発・供給計画「ワープ・スピード作戦(Operation Warp Speed)」を統括するグス・ペルナ(Gus Perna)氏が12日、明らかにした。

 ぺルナ氏によると、14日から16日にかけて、約300万人分のワクチンが医療機関や配送センターに届けられる。米連邦政府の保健当局は、医療従事者や介護施設の入居者への接種を優先するよう勧告しているものの、最終判断は各州当局に委ねられている。

 米国は今月だけで、2000万人への接種を目指している。(c)AFP/Issam Ahmed with AFP bureaus