【12月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間12日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は159万5276人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7104万1350人の感染が確認され、少なくとも4473万1000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 11日には世界全体で新たに1万2326人の死亡と70万2077人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2599人。次いでイタリア(761人)、メキシコ(693人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに29万5539人が死亡、1585万1735人が感染し、少なくとも613万5314人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万437人、感染者数は683万6227人。以降はインド(死者14万2628人、感染者982万6775人)、メキシコ(死者11万3019人、感染者122万9379人)、英国(死者6万3506人、感染者180万9455人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの154人。次いでペルー(111人)、イタリア(105人)、スペイン(102人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が47万3400人(感染2183万3103人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が46万8542人(感染1391万4218人)、米国・カナダが30万8760人(感染1629万7836人)、アジアが20万4180人(感染1301万6179人)、中東が8万3789人(感染360万3559人)、アフリカが5万5663人(感染234万5958人)、オセアニアが942人(感染3万502人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP