【12月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は158万2721人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6956万4380人の感染が確認され、少なくとも4425万6000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 10日には世界全体で新たに1万2317人の死亡と66万5171人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2903人。次いでイタリア(887人)、ブラジル(770人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに29万2190人が死亡、1561万7923人が感染し、少なくとも598万5047人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万9765人、感染者数は678万1799人。以降はインド(死者14万2186人、感染者979万6769人)、メキシコ(死者11万2326人、感染者121万7126人)、英国(死者6万3082人、感染者178万7783人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの153人。次いでペルー(111人)、イタリア(104人)、スペイン(101人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が46万7555人(感染2077万4162人)、米国・カナダが46万6660人(感染1381万9161人)、アジアが30万5254人(感染1605万7375人)、中東が20万3426人(感染1296万4928人)、アフリカが8万3639人(感染359万2510人)、オセアニアが5万5244人(感染232万5724人)、undefinedが943人(感染3万521人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP