【12月10日 AFP】英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相と欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は9日、英国と欧州連合(EU)の貿易協定交渉について、13日までに交渉が継続に値するかどうかを判断することで合意した。英首相官邸が明らかにした。両者の間には依然として「非常に大きな隔たり」があるという。

 英首相官邸の高官は、両首脳がベルギー・ブリュッセルでワーキングディナーに臨み、貿易協定交渉における大きな障害について率直に議論したと明らかにした。「両首脳の間には依然として非常に大きな隔たりがあり、埋められるかどうかは不透明だ」

 両首脳は、今後数日間にわたり交渉チームが議論を進め、13日までに今後の交渉について明確な決定を下すことで合意した。ジョンソン氏は協定締結に向けて、あらゆる手を尽くす意向だという。(c)AFP