【11月29日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは28日、第10節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は終了間際に疑惑のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定で与えたPKをパスカル・グロス(Pascal Gross)に決められ、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)と1-1で引き分けた。

 ニール・モペイ(Neal Maupay)のPK失敗に助けられて前半を0-0で折り返したリバプールは、後半にジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)のゴールでリードを奪った。

 しかしアディショナルタイムにスチュアート・アットウェル(Stuart Attwell)主審は、アンディ・ロバートソン(Andy Robertson)とダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)の接触をPKと判定。あと一歩で勝利を逃した。

 自陣ペナルティーエリア内からボールを蹴り出そうとしたロバートソンは、チェックに入ったウェルベックの足を確かに蹴っていたが、ブライトン側から抗議の声はほとんど上がっていなかった。

 リバプールはモハメド・サラー(Mohamed Salah)とサディオ・マネ(Sadio Mane)の得点もVARによりオフサイドと判定されて取り消され、さらに後半にはジェームス・ミルナー(James Milner)が負傷交代するなど、何をしてもうまくいかない一日となった。

 勝ち点1を積み上げて首位に立ったリバプールだが、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とは1ポイント差となっている。

 トッテナムは29日にチェルシー(Chelsea)に敗れなければ再びトップに立つが、チェルシーは勝利すれば首位に躍り出る。(c)AFP