【11月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は24日、グループC第4節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は敵地で1-0とオリンピアコス(Olympiacos)に勝利し、グループリーグ2試合を残して16強入りを決めた。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるシティは、36分にラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)のバックヒールからフィル・フォーデン(Phil Foden)がシュートを流し込んで大会4連勝を飾り、決勝トーナメント進出を確定させた。

 欧州大会での躍進がイングランド・プレミアリーグでの平凡な状態のチームの気付け薬になるとはいえ、21本のシュートを放ちながらも攻撃に鈍さがあったことは気にかかる部分ではある。シティは残り2試合で勝ち点1を取れば、グループトップ通過が決まる。

 同組では2位のFCポルト(FC Porto)が2-0でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を下し、グループ突破に王手をかけている。敗れたマルセイユは、これで2011-12シーズン大会から続く連敗が大会記録の13にまで伸び、グループリーグ敗退も決まった。

 一方、6度の大会制覇を誇るリバプール(Liverpool FC)は、ホームのアンフィールド(Anfield)でアタランタ(Atalanta)に0-2と黒星を喫し、決勝トーナメント進出を確定できなかった。

 数週間前には敵地で5-0とアタランタに勝利していたリバプールは、主力を欠いた先発陣が苦しみ、60分にヨシプ・イリチッチ(Josip Ilicic)の先制点を許すと、数分後にはロビン・ゴセンス(Robin Gosens)に追加点を許した。

 リバプールは勝ち点9でグループDの首位に立ち、アタランタに加え、この日FCミッティラン(FC Midtjylland)に3-1で勝利したアヤックス(Ajax)に勝ち点2差をつけている。(c)AFP