【11月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は139万7322人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5925万6310人の感染が確認され、少なくとも3769万1800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 23日には世界全体で新たに7896人の死亡と59万3934人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の835人。次いでイタリア(630人)、ポーランド(540人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに25万7707人が死亡、1242万1216人が感染し、少なくとも463万3600人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万9485人、感染者数は608万7608人。以降はインド(死者13万4218人、感染者917万7840人)、メキシコ(死者10万1926人、感染者104万9358人)、英国(死者5万5230人、感染者152万7495人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの136人。次いでペルー(108人)、スペイン(92人)、イタリア(83人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6464人、回復者数は8万1508人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が43万5916人(感染1252万3367人)、欧州が37万7263人(感染1665万7311人)、米国・カナダが26万9201人(感染1275万5021人)、アジアが18万9142人(感染1197万5641人)、中東が7万4880人(感染316万744人)、アフリカが4万9979人(感染215万4039人)、オセアニアが941人(感染3万196人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP