【11月6日 AFP】国連(UN)総会は5日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に関する特別会期を12月3~4日に米ニューヨークで開くことを決めた。

 特別総会の開催は6月から議論されていた。国連加盟193か国中150か国が賛成し採択された決議案によると、開催の目的は、新型ウイルス対策をめぐる国際協力について、各国の首脳や政府を団結させることにある。決議案の採決では反対国は出なかったが、米国、イスラエル、アルメニアは棄権した。

 各国の首脳は特別総会で、事前に録画した5分間の演説を流すことができる。会場には各国の代表が出席。形式は9月の国連総会と似たものになる予定だ。(c)AFP