【11月5日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間5日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は122万6154人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4811万360人の感染が確認され、少なくとも3170万1200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 4日には世界全体で新たに8832人の死亡と55万1429人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1112人。次いでインド(704人)、メキシコ(635人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに23万3734人が死亡、948万8276人が感染し、少なくとも374万3527人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万1106人、感染者数は559万25人。以降はインド(死者12万4315人、感染者836万4086人)、メキシコ(死者9万3228人、感染者94万3630人)、英国(死者4万7742人、感染者109万9059人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの106人。次いでペルー(105人)、スペイン(82人)、ブラジル(76人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6115人、回復者数は8万1081人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が40万6887人(感染1142万8321人)、欧州が29万3703人(感染1160万9870人)、米国・カナダが24万4070人(感染973万6494人)、アジアが17万3948人(感染1081万2182人)、中東が6万2597人(感染266万517人)、アフリカが4万4008人(感染183万3097人)、オセアニアが941人(感染2万9884人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP