【11月3日 Xinhua News】ガーナの首都アクラのジェームズタウンでは、中国が支援する漁港複合施設の建設プロジェクトが進んでおり、中国の建設業者も「ガーナ水産業の発展を促してほしい」と期待を寄せている。

 工事を請け負う中国の海洋エンジニアリング企業、中国鉄建港航局集団のプロジェクト担当者は「新港が完成すれば地元漁師にも安堵(あんど)感が広がる」と語った。

 プロジェクトは港湾内の約11万8千立方メートルの浚渫(しゅんせつ)作業のほか、オフィスビル、魚市場、冷蔵倉庫、加工場、商業地区、生産支援施設などの建設も含まれており、8月から工事が進められている。

 同担当者は「漁港が完成すれば、年間2万6千トンの魚が取引され、千人以上の地元漁師が取引に参加でき、400隻以上の漁船が停泊できる」と述べた。

 プロジェクトは2023年2月に完了する予定となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News