【10月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は111万9590人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4041万6800人の感染が確認され、少なくとも2779万1000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 19日には世界全体で新たに4523人の死亡と36万7553人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの587人。次いでアルゼンチン(449人)、米国(420人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万134人が死亡、821万5578人が感染し、少なくとも327万2603人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万4176人、感染者数は525万727人。以降はインド(死者11万5197人、感染者759万7063人)、メキシコ(死者8万6338人、感染者85万4926人)、英国(死者4万3726人、感染者74万1212人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの103人。次いでベルギー(90人)、ボリビア(73人)、スペイン(73人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5704人、回復者数は8万812人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が38万1719人(感染1055万5141人)、欧州が25万2192人(感染761万8300人)、米国・カナダが22万9906人(感染841万5548人)、アジアが16万898人(感染980万4700人)、中東が5万3926人(感染233万2985人)、アフリカが3万9942人(感染165万6740人)、オセアニアが1007人(感染3万3387人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP