【10月14日 AFP】20MLBは13日、プレーオフのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)は六回にジョーイ・ウェンドル(Joey Wendle)とハンター・レンフロー(Hunter Renfroe)がそれぞれ2打点を挙げ、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に5-2で勝利した。

 レンフローとケビン・キーアマイアー(Kevin Kiermaier)の両外野手に好守が生まれた第1シードのレイズはシリーズ戦績を3勝0敗とし、2008年以来球団史上2度目となるワールドシリーズ出場に王手をかけた。

 カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)での一戦では、レイズのランディ・アロサレーナ(Randy Arozarena)が二塁打1本、単打2本を放ち、同一シーズンのプレーオフで1試合3安打を4度記録した初のルーキー選手となった。

 レンフローは「僕らには可能性が十分ある。素晴らしいショーが待っているだろう」とコメントした。

 右翼に飛んだボールをスライディングでキャッチし、アストロズの七回の攻撃を終わらせたレンフローは、二死満塁で迎えた八回にも滑りながら捕球した。レンフローは「おそらく捕れると思っていた。うまく飛び込めた」「もしキャッチできなかったら、どんな形でも止めるつもりだった」と続けた。(c)AFP