【10月12日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2020)は11日、第9ステージ(サンサルボからロッカラーゾ、208キロメートル)が行われ、EFプロサイクリング(EF Pro Cycling)のルーベン・ゲレイロ(Ruben Guerreiro、ポルトガル)がステージ優勝を果たし、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)はマリアローザ(ピンクジャージー)を守った。

 26歳のゲレイロは、雨の中最後のアタックで抜け出して2位に入ったチームイネオス(Team Ineos)のホナタン・カストロビエホ(Jonathan Castroviejo、スペイン)に8秒差、3位に入ったUTE(UAE TEAM EMIRATES)のミッケル・ビョーグ(Mikkel Bjerg、デンマーク)に58秒差をつけてステージ初優勝を飾った。

 EFプロサイクリングはホナタン・カイセド(Jonathan Caicedo、エクアドル)が5日の第3ステージを制しており、チームとして今大会2度目のステージ優勝となった。

 残り9.6キロの登りで後退したアルメイダは、ゲレイロと約2分差の19位でフィニッシュしてタイムを失ったが、マリアローザを守って休息日を迎えることとなった。

 個人総合争いはアルメイダと30秒差でチーム・サンウェブ(Team Sunweb)のウィルコ・ケルダーマン(Wilco Kelderman、オランダ)が2位に、39秒差でバーレーン・マクラーレン(Bahrain McLaren)のペリョ・ビルバオ(Pello Bilbao、スペイン)が3位につけている。(c)AFP