【10月9日 AFP】20MLBは8日、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)はウィル・スミス(Will Smith)が5安打3打点の活躍を見せるなどして、サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)を12-3で一蹴し、ここ5年間で4度目のリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)進出を決めた。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で短縮された今季のレギュラーシーズンでリーグ最高勝率を記録したドジャースは、パドレスとの今シリーズ3試合で合計23得点を記録。この日も打線が14安打の猛攻を見せ、相手投手11人から9四死球を選んだ。

 一方、強力な投手陣を駆使したアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)は7-0でマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)に完勝し、こちらもシリーズ3連勝で2001年シーズン以来19年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

 先発のカイル・ライト(Kyle Wright)は、マーリンズ打線を相手に6回を投げて無失点、7奪三振をマークした。

 ブレーブスのスター選手であるフレディ・フリーマン(Freddie Freeman)一塁手は、「大きな意味がある」とすると、レギュラーシーズンで95敗を喫した2015年シーズンを引き合いに、「5年前の状況からすれば、チームの現状は完全に180度違う」「ここまで来られたのは、自分たちにとって本当に信じられない」と喜んだ。(c)AFP