【10月5日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は103万4396人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3498万9300人の感染が確認され、少なくとも2412万7400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 3日には世界全体で新たに4862人の死亡と30万9093人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの940人。次いで米国(689人)、ブラジル(599人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万9399人が死亡、738万3244人が感染し、少なくとも287万3369人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万5987人、感染者数は490万6833人。以降はインド(死者10万1782人、感染者654万9373人)、メキシコ(死者7万8880人、感染者75万7953人)、英国(死者4万2317人、感染者48万17人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの99人。次いでベルギー(87人)、ボリビア(69人)、ブラジル(69人)、スペイン(69人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5450人、回復者数は8万621人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が35万2852人(感染960万5206人)、欧州が23万5054人(感染572万5828人)、米国・カナダが21万8859人(感染754万7664人)、アジアが14万3339人(感染851万2897人)、中東が4万6975人(感染205万7119人)、アフリカが3万6336人(感染150万8609人)、オセアニアが981人(感染3万1979人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP