【9月30日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間29日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は100万5981人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3341万5720人の感染が確認され、少なくとも2300万6200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 28日には世界全体で新たに3917人の死亡と26万7743人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの776人。次いでブラジル(317人)、米国(281人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万5091人が死亡、715万118人が感染し、少なくとも279万4608人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万2058人、感染者数は474万5464人。以降はインド(死者9万6318人、感染者614万5291人)、メキシコ(死者7万6603人、感染者73万3717人)、英国(死者4万2001人、感染者43万9013人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの98人。次いでベルギー(86人)、ボリビア(68人)、スペイン(67人)、ブラジル(67人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5384人、回復者数は8万566人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が34万2687人(感染925万6274人)、欧州が23万943人(感染536万1282人)、米国・カナダが21万4400人(感染730万4693人)、アジアが13万6543人(感染804万1105人)、中東が4万4991人(感染195万3159人)、アフリカが3万5453人(感染146万7646人)、オセアニアが964人(感染3万1568人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP